中学受験国語の速読力

国語の中学受験で出題される長文の傾向として、3,000字前後が2題という傾向があります。もちろん学校ごとの違いがあるとはいえ、平均的な傾向として対処しておきたい課題です。3,000字の長文というと、大人でも多いと感じるくらいの文字数です。2題も出題されるとなると、問題を前にしたときにまず文字数の多さに面食らってしまう心配があります。そこで身につけておきたいのが、速読力です。

限られた時間内にスピードを上げて、なおかつ正解に読み解くことを速読力といいます。時間がいくらでもあるときには、一字一字なぞりながら読むのもいいのですが、試験の時にはそうもいきません。文字を読み進めることに囚われて、解答のヒントを見逃してしまうこともままあります。全体の意味や問題が求める内容を瞬時に見つけるために、読む練習は毎日行ったほうがいいでしょう。内容を把握しながら読む力は、音読でもついてきます。

音読練習をする文章の難易度は、現在の学力より少し上を狙うのが秘策です。やや手こずるくらいの文章のほうが、語彙力も同時につけられます。当然のことながら、時間制限をしながら読むことが大切で、なおかつゴールは速く読むことではなく、意味を正確に捉えているかどうかだという点も忘れないようにしましょう。