中学受験国語の物語文

小学校で学ぶ国語ほど、読解するのに簡単なものはないと思う人もいるかもしれません。しかし、中学受験ともなると、物語文の読解も一筋縄ではいかないものが目立ちます。ただし、受験生が引っかかりやすいのは、文章自体が難しいということではなく、どこを読解したらいいか迷うという点でしょう。いくつか解答したい候補があり、選び切れないことで解答を誤ってしまったり時間切れがきてしまうのです。

そこで物語文の読解で心がけたいのは、自分の感覚だけで読解しないということです。出題者が問うているのは、あくまでも物語の中の登場人物の心理です。ということは、文章の中に解答が隠れていると考えていいでしょう。答えが文章に含まれているのなら、そこを見つけるだけで解答できます。登場人物の心理になって、物を考えるような必要はないのです。

また、心理といっても、無限に種類があるわけではありません。感情の種類は、泣く、笑う、怒る、喜ぶ、感動するなど限られています。感情の種類に分けて文章を読んでみる、またその度合いを考えてみると解答を出しやすくなります。このように物語文の読解に取り組んでみると、何となく文章を読み取ろうとしていたときよりも格段に解答が簡単になってくるでしょう。